注目銘柄ダイジェスト(前場):日産自動車、国際帝石、ガンホーなど

2015年4月9日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日産自動車、国際帝石、ガンホーなど

日産自動車<7201>:1240.5円(前日比+32円)
しっかり。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も1300円から1500円に引き上げている。第3四半期決算が市場想定を上回り収益のボトムアウト期待が高まっているほか、16年3月期は先行投資一巡に伴って、台数成長が利益成長につながるステージへの転換に注目としている。積極化する効率化への取り組みの成果期待のほか、セクター内での相対的な割安圏にも注目と。

国際帝石<1605>:1382.5円(同-35円)
売り優勢。原油市況の下落が売り材料視されている。昨晩のNY原油市況は6.6%と2ヶ月ぶりの大幅安になっている。米国での在庫が14年ぶりの大幅増となったことが原油安の背景に。米EIA統計では、先週の米在庫は1095万バレル増加、これは1930年以来の高水準に達しているようだ。足元では原油市況の反発を手掛かりにリバウンドとなっていたが、一転して戻り売りが優勢となる。

レナウン<3606>:232円(同-72円)
急落。前日に業績予想の下方修正を発表、営業利益は従来予想の7億円から3.2億円に、最終損益は6億円の黒字予想から1.2億円の赤字に下方修正している。個人消費の低迷による販売の減少に加えて、投資有価証券評価損の計上などもあったようだ。先週初から株価が急騰、前日までで株価は2.5倍の水準に達していた。目先の業績期待が材料視されていたわけではないものの、過熱感も強い状況の中、短期資金の処分売りが急がれる状況に。

ヒューリック<3003>:1394円(同-29円)
売り先行。前日に公募増資の実施を発表、最大で6600万株、822億円を調達する。既存オフィスビルの建て替えや新規物件の取得などに充当するようだ。今後4年間で最大8000億円程度の設備投資方針も決定と。約11%の希薄化となるが、積極投資による業容拡大、財務体質の強化につながるものとして、下落幅はやや限定的なものにとどまっている。

マクドナルド<2702>:2640円(同-10円)
続落。3月既存店売上高は前年同月比29.3%減になったと発表している。14ヶ月連続の前年割れとなっており、減収率も2月(28.7%減)からやや悪化した。使用期限切れ鶏肉問題や異物混入問題の影響で、販売低迷が続いているとの見方が多い。なお、全店売上高は同29.5%減(1月は同28.9%減)となった。

Fブラザーズ<3454>:2569円(同+429円)
一時ストップ高。14年12月-15年2月期の決算発表とともに、15年11月期の上期及び通期業績予想を上方修正している。14年12月-15年2月期の営業利益は15.72億円で着地。上期予想については従来の18.07億円から22.46億円に、通期予想は20.45億円から23.21億円に引き上げている。上期中の売却を想定していた複数の不動産投資案件について、実際の売却益が想定を上回ったことが主な要因としている。

ミクロン精密<6159>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。15年8月期の上期(14年9月-15年2月)業績予想を上方修正している。営業利益見通しについては、従来の6.05億円から8.45億円(前期は5.21億円)に引き上げた。売上高はおおむね従来予想どおりに推移したが、生産効率の向上などが利益増に寄与した。また、為替差益の計上等で経常利益は従来予想の6.50億円から11.85億円に、純利益は3.91億円から7.68億円に上振れする見通しとなっている。

ガンホー<3765>:434円(同-22円)
反落。15年1-3月期営業利益は前年同期比3割減の190億円前後になったようだと報じられている。主力のスマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の課金収入が減少したことが要因という。同タイトルは配信から4年目に入り、国内の累計ダウンロード数は1年前から約900万件増え3500万件を超えているものの、人気に一巡感が出てきていると指摘されている。《KO》

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