概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続落、株高について「行き過ぎ」との見方から

2015年3月25日 10:38

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記事提供元:フィスコ


*10:38JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続落、株高について「行き過ぎ」との見方から
【ブラジル】ボベスパ指数 51506.07 -0.78%
24日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比402.39ポイント安(-0.78%)の51506.07で取引を終えた。52222.91から一時51006.40まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは27、値下がりは40、変わらず1であった。

米早期利上げ観測後退を受けた最近のブラジル株高について、「行き過ぎ」との見方が売りの根拠になったもよう。また、この日発表のブラジルの2月連邦公的債務が2兆3300億レアル(約89兆円)まで拡大したことや(前月比3.6%増加)、NY原油先物価格が時間外取引で軟調推移になったことなども、ブラジル株の下押し圧力になった可能性がある。

【ロシア】MICEX指数 1618.62 +0.98%
24日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比15.77ポイント高(+0.98%)の1618.62で取引を終了した。1590.62から1623.85まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは26、値下がりは23、変わらず1であった。

この日発表されたドイツの3月の製造業、サービス業PMI速報値、また、ユーロ圏の3月の製造業、サービス業、総合PMI速報値が軒並み上振れで上昇。欧州景気の持ち直し期待が広がり、ロシア株の買いにつながった。ブレント原油先物価格の上昇も買い材料になったが、その後、ブレント原油が下落に転じたことで、ロシア株の上昇幅を縮小させる形になった。

【インド】S&PムンバイSENSEX指数 28161.72(-0.11%)
24日のインドSENSEX指数は5営業日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比30.30ポイント安(-0.11%)の28161.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.95ポイント安(-0.09%)の8542.95で取引を終えた。

堅調な値動きを続いた後は終盤にマイナス圏に転落した。前日の欧米市場がさえない展開を示したことや、発表された3月のHSBC中国製造業購買担当者指数(PMI、速報値)が予想以上に落ち込んだことが警戒された。また、国内総生産(GDP)の先行指標といわれているインフラ産業8業種の生産高が25日から発表されるため、慎重ムードも強い。

【中国本土】上海総合指数 3691.41(+0.10%)
24日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.68ポイント高(+0.10%)の3691.41ポイントと小幅ながら10日続伸した。

利食い売りこなし続伸。指数は直近の上昇が急ピッチだったため、相場の過熱感が意識されるなかで売られたものの、引けにかけてプラスに転じた。当局が景気腰折れを回避するため、追加の金融緩和を含む景気下支え策を打ち出すとの期待が根強く残っている。また、取引時間中に公表された3月のHSBC中国製造業PMIが悪化(前月は50.7、結果は49.2)したことに関しても、逆に景気刺激策の期待を強めさせた。《FA》

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