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【話題株】任天堂の強い相場続く
■調整は理想的な「半値押し」で踏みとどまる、スマホゲーム強化に高評価、外資系証券が目標株価大幅引上げ
任天堂 <7974> は24日の前場、一時1万8000円(485円安)まで下げた。それでも、DeNA(ディー・エヌ・エー) <2432> との資本業務提携を好感して18日から急伸した上げ幅の「半値押し」水準になる1万7390円を保っている。
売買代金は東証1部銘柄の10位前後に入り活況。急伸した上げ幅の「3分の1押し」や「半値押し」の水準で踏みとどまる相場は強いと見るのが一般的で、出遅れていたスマートフォン向けゲーム市場への本格参入に向けて期待する投資家は少なくない証拠といえる。
週明けには、バークレイズ証券が目標株価をそれまでの1万2400円から1万7600円に引き上げたと伝えられた。同証券の見立てでは、スマートデバイスゲーム事業での売り上げランキング世界2位のキング・デジタル・エンターテインメント社(英)などとの比較から、任天堂のスマートデバイスゲーム事業ポテンシャルを年間売上高2000億円、営業利益を600億円と試算したという。任天堂の2015年3月期の連結売上高の見込みは5500億円、営業利益は200億円のため、スマートデバイスゲーム事業が本格的に立ち上がった場合の業績寄与効果は大きい。
国内証券の調査筋では、「つい最近までは既存事業の低迷に加えてスマートデバイスゲーム事業には展望が見えない印象があったが、これにある程度は具体的な展望が開けたことが今回の株価修正高につながったと見てよく、今は「理想買い」の段階といえる。理想買いは長続きしないので、できるだけ早いうちに、さらに一歩踏み込んだ事業構想などを披露していただきたいのが投資家の気持ちではないか」とする。
同社の利益剰余金は1兆5000億円に近く、有利子負債ゼロという好財務内容。加えて、ゲームの主人公にも「スーパーマリオ」など世界に知られるキャラクターがある。新たな収益事業に対する展望が具体化し始めれば、海外投資家が放ってはおかないことになるかもしれない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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