ドワンゴ、恋人同士が思い出の地に「愛の南京錠」を設置できるアプリ公開

2015年3月5日 03:00

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配信アプリLOVE・LOCKイメージ(写真:ドワンゴ発表資料より)

配信アプリLOVE・LOCKイメージ(写真:ドワンゴ発表資料より)[写真拡大]

 ドワンゴは3日、スマートフォン端末向けに、ラブロック(愛の南京錠)で大切な人との「時間」「場所」「思い出」を共有できるコミュニケーションアプリ「LOVE LOCK」の配信をスタートした。

 「愛の南京錠」は、恋人同士が「愛」を約束する象徴として世界的に知られている。最も有名なのは、パリのポンデザールで、2008年ごろから恋人同士が永遠の愛を誓い、2人の名前を書いた南京錠を欄干の金網に取り付けて鍵をかけ、その鍵をセーヌ川に投げ込む「カデナ ダムール(愛の南京錠)」が流行している。世界的な観光スポットにもなり、2014年6月にはその人気の高さから、南京錠の重さに耐え切れず金網の一部が崩れ、一時閉鎖になるほどだった。

 また、日本でも神戸市の「ビーナステラス」に設置された「愛の鍵モニュメント」が有名で、南京錠を取り付けることができるためカップルに人気のスポットになっている。

 「LOVE LOCK」は、思い出の地に「愛の南京錠」を設置して鍵をかけることで、写真やメッセージを共有できるサービス。恋人とのデートや、友達と行った旅先、ペットとの日常を記録するなど、さまざまなシチュエーションでパートナーと絆を深め、思い出を共有できる。また、自分以外が設置したラブロックも見られるので、次のデートの場所の参考にもなりそうだ。

 価格は無料(アプリ内課金あり、300円から)、対応OSはiOS(7.0以上)、Android(4.0.3以上)。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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