前場に注目すべき3つのポイント~シリコンスタジオが東証マザーズに新規上場

2015年2月23日 08:07

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記事提供元:フィスコ


*08:08JST 前場に注目すべき3つのポイント~シリコンスタジオが東証マザーズに新規上場

23日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日経平均は連日高値更新も過熱警戒で手掛けづらいか
■外資系証券の注文動向:差し引き220万株の買い越し
■前場の注目材料:シリコンスタジオ<3907>が東証マザーズに新規上場(公開価格:4900円)

■日経平均は連日高値更新も過熱警戒で手掛けづらいか

☆日経225想定レンジ:上限18550円-下限18400円

23日の東京市場は堅調な展開が見込まれる。ユーロ圏の財務相は今月末に期限を迎えるギリシャに対する金融支援策を4ヶ月延長することで合意した。これを受けた20日の米国市場では、NYダウ、S&P500指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は18500円を超えてきている。達成感が意識されやすい水準から更にギャップ・アップで上放れてくる相場展開となり、ショートカバー等も入りやすいところであろう。ただし、連日のギャップ・アップでチャート上にはピーク感を意識させるシグナルも出やすく、買い方にとっても積極的には手掛けづらい状況か。

また、先週はメガバンクを中心とした大型株の上昇が目立ったが、より印象に残ったのが、週末のハイテク株高であろう。メガバンクが一先ず利益確定から一服する中、アルプス<6770>、TDK<6762>などが昨年来高値を更新していた。相対的な出遅れ感があるセクターや銘柄への循環的な物色が続くことで、日経平均は過熱感をそれ程感じさせない形での上昇をみせてくる可能性もありそうだ。

日経平均はボリンジャーバンドの+2σを超えてくることで常に過熱感が警戒されやすい水準だが、中長期的なトレンドとしては2000年以来の2万円を意識したトレンド形成となる。利食いをこなしながら、好循環を続けてくることが期待される。物色としては25日から水素・燃料電池展が開催されるため、燃料電池関連銘柄などにテーマ物色の流れが向かう可能性。中国では全国人民代表大会(全人代)の開催を3月5日に控え、春節明けの動向が注目される。商社や機械、海運株への見直しにつながる可能性がありそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き220万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り990万株、買い1210万株、差し引き220万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

2月16日(月):210万株の買い越し
2月17日(火):240万株の売り越し
2月18日(水):60万株の買い越し
2月19日(木):140万株の買い越し
2月20日(金):340万株の買い越し

■前場の注目材料

・ギリシャへの金融支援4ヶ月延長で合意
・ユーグレナ<2931>、米シェブロンと航空機向けバイオ燃料精製へ
・シリコンスタジオ<3907>が東証マザーズに新規上場(公開価格:4900円)

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 日銀金融政策決定会合、議事要旨(1月20-21日分)《KO》

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