【編集長の視点】ジャパンインベストメントアドバイザーはもみ合いも決算発表を前に前期業績の上方修正を見直して急騰習性再発揮余地

2015年2月9日 10:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA) <7172> (東マ)は、10円高の1735円と4営業日ぶりに反発して始まったあと、52円安と下ぶれるなど前週末終値を挟んでもみ合っている。同社は、2月12日に目下集計中の前2014年12月期決算の発表を予定しており、今年2月4日にその前期業績を上方修正したことを見直し下値に買い物が再燃するとともに、その業績上方修正時にはストップ高しただけに、目先の利益を確保する売り物も交錯している。前期業績に続き今2015年12月期業績も続伸観測が強いだけに、下値が再注目され急騰習性を再発揮する展開も見込まれる。

■前期経常利益は2.3倍、純利益は2.2倍と増益率を大幅に伸ばす

 同社の前12月期業績は、昨年9月の新規株式公開(IPO)時の予想より売り上げを2100万円、営業利益を3900万円、経常利益を1億5800万円、純利益を1億300万円それぞれ引き上げ、売り上げ10億4900万円(前々期比2.01倍)、営業利益5億2400万円(同2.29倍)、経常利益6億3300万円(同2.37倍)、純利益3億8800万円(同2.20倍)と増収増益率を大きく伸ばした。同社中核の航空機や海上輸送用コンテナのオペレーティング・リース事業で、航空機やコンテナのリース物件の組成、販売が好調に推移して売り上げ、営業利益が上ぶれ、経常利益、純利益は、為替相場の円安進行で為替差益を計上し、さらに持分法適用会社のCAIJや同社が出資するファンドで予想を上回る収益計上があったため上方修正幅が拡大した。

 続く今2015年12月期業績についても、オペレーティング・リース事業は、貸手・借手双方のニーズが強く潜在的な案件数が豊富で市場規模の高成長が予測されることから続伸の期待が高く、2月12日の決算発表でどのようなガイダンスが示されるか注目されている。

■分割権利落ち後安値から53%高し三角保ち合いが煮詰まる

 株価は、昨年9月に公開価格2550円でIPOされ、5770円で初値をつけて即ストップ高し、その後も3日連続のストップ高などを交えて上場来高値1万3780円まで公開価格比5.4倍と大化けした。最高値後の調整安値8510円からは、12月31日を基準日として発表した株式分割(1対5)を歓迎して1万2620円の戻り高値をつけ5割高、1万250円で株式分割の権利を落とした。権利落ち後は1495円まで下ぶれたが、前期業績の上方修正とともにまたまたストップ高、権利落ち後高値2300円まで53%高の急伸を演じ、25日移動平均線水準での三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。急騰習性を発揮して再度の高値チャレンジが見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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