テロ問題 全党一致結束で対応すべき 維新・江田代表

2015年2月6日 10:06

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記事提供元:エコノミックニュース

 維新の党の江田憲司代表は5日、シリアでの邦人拘束・殺人テロ行為を踏まえ、海外で邦人が今回のようなテロに巻き込まれた際にどのような対応ができるのか、政府・与野党あげて考えなければならない課題とし、政府がさきに今回の事案について検証するとしているが「可能な限り国会でも、特に野党にも報告してほしい。国あげて検討し、対策を講じていくべき問題だ」と政府に可能な限り報告するよう求めた。

 江田代表は「テロから国民の生命・財産を守るということでは、全く与野党の別はない」とし「全国民・全政党が一致結束して、対応していくべき問題」と述べた。

 また、来週12日(木曜日)に安倍総理が施政方針演説を行うということなら、16日から代表質問をスタートさせるようにしてほしい、とした。江田代表は「12日に初めて内容を知って、質問内容を翌日に通告といわれるのは、はなれわざが必要」と内容を熟読して代表質問に立てるようにしないと熟議できない旨を語った。安倍総理に要請したいとした。また、政権運営全般について質問するとした。

 江田代表は特に景気について、また社会保障について、安保法制、安全保障問題、身を切る改革に焦点をあてた質疑になる旨を語った。(編集担当:森高龍二)

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