日本株見通し:ソニーやトヨタなど大手企業の決算が取引材料

2015年2月5日 07:58

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記事提供元:フィスコ


*07:58JST 日本株見通し:ソニーやトヨタなど大手企業の決算が取引材料

5日の東京市場はやや利食い優勢の相場展開になりそうである。4日の米国市場はまちまちだった。1月ADP雇用統計が市場予想を下回ったほか、前日まで反発基調にあった原油価格が再び下落に転じたことが嫌気された。またギリシャのデフォルト懸念が再燃したことも手掛けづらくさせている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の17560円であり、前日に300円超の上昇となった反動が意識されそうだ。

もっとも、原油相場やギリシャなどに振らされやすい状況は織り込み済である。ADP雇用統計の結果についても週末の雇用統計に向けての手控え要因となるが、毎月のことである。利食い先行後は、決算を手掛かりとした個別物色が強まる展開になりそうである。

市場の反応が注目されるのが、4日大引け後に決算を発表し、通期業績予想を上方修正したトヨタ<7203>とソニー<6758>辺りか。トヨタ<7203>についてはコンセンサスを下回っているためサプライズ感はないが、嫌気されるものではない。利食い一巡後に底堅さがみられるようだと、相場全体のセンチメントに好影響を与えることになる。

また、ソニーは<6758>は今期営業損益を一転黒字に上方修正した。ゲーム事業と半導体のイメージセンサーが好調であり、ソニーの上昇がゲーム株や自動運転関連株などに波及する展開が期待されてくる。日経平均への指数インパクトこそ限られるものの、センチメント改善につながりそうだ。《TN》

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