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27日の香港市場概況:香港ハンセン指数は下落、企業利益減少などを嫌気
*18:37JST 27日の香港市場概況:香港ハンセン指数は下落、企業利益減少などを嫌気
27日の香港市場は下落。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比102.62ポイント安(-0.41%)の24807.28ポイントと6日ぶりに反落し、本土企業株で構成されるH株指数が197.78ポイント安(-1.62%)の12030.38ポイントと続落した。売買代金は939億9500万香港ドル(26日は837億6400万香港ドル)となっている。
朝高の後に売られる流れ。欧米市場がユーロ不安の薄らぐ中で上昇した流れを引き継いで小高くスタートしたものの、上値は重く、中盤からマイナスに転じた。本日公表された全国工業企業の14年12月利益総額が前年同月比で8.0%減少し、下げ率が統計開始以来で最大となったことが嫌気された。
ハンセンは約4カ月半ぶりの高値水準で推移していたため、利食い売り圧力も強まっている。なお、中国人民銀行(中央銀行)は27日の定例オペ(原則として火曜と木曜)で資金供給を継続したが特に買い材料となっていない。むしろ、一部のブローカーからは「預金準備率引き下げなど、一段の金融緩和が遠のいた」との見方も浮上し、緩和期待がやや後退した。
ハンセン指数の構成銘柄では、本土系金融株の下げが目立つ。中国建設銀行(939/HK)が2.2%安、中国銀行(3988/HK)が2.0%安、中国平安保険(2318/HK)が2.1%安、中国人寿保険(2628/HK)が2.0%安で引けた。銀行株に関しては、中国銀行業界で不良債権比率が上昇していることが改めて売り材料視されている。
半面、マカオのカジノ関連株は急伸。銀河娯楽集団(27/HK)が6.5%高、新濠国際発展(200/HK)が6.4%高、澳門博彩HD(880/HK)が5.1%高、金沙中国(1928/HK)が2.9%高と買い進まれた。カジノ業界に特化した米投資銀行ユニオン・ゲーミングが26日、マカオ・カジノ株の株価見通しを上方修正したことが手掛かりになった。《KO》
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