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NTTコム、米社と協業しソフトウェア型セキュリティーアプライアンスなどをワンストップ提供
NTTコミュニケーションズが米フォーティネット社と協業して提供するセキュリティサービスの概要を示す図(NTTコミュニケーションズの発表資料より)[写真拡大]
NTTコミュニケーションズは23日、セキュリティアプライアンスでシェア世界1位の米国フォーティネット社と協業し、顧客企業のプライベートクラウド基盤やクラウド事業者のサービス基盤などに実装できるソフトウェア型セキュリティアプライアンスを、マネージドセキュリティサービスおよびクラウドサービスの一部としてワンストップ提供すると発表した。
これにより、顧客はIPSやフィルタリングなど基本的なセキュリティ機能をクラウドサービスとして利用でき、より迅速かつ柔軟なセキュリティ対策が安価に可能となる。
フォーティネット社のソフトウェア型セキュリティアプライアンスを用いたマネージドセキュリティサービスのワンストップ提供は、通信事業者やMSS(移動衛星通信システム)事業者として世界で初めて実現する。
本機能は、NTTコミュニケーションズが展開する企業の基幹システム向けクラウドサービス「Bizホスティング エンタープライズ クラウド」のオプションとして今月23日から、同社が提供するマネージドセキュリティサービス「ワイドアングル」における顧客企業のプライベートクラウド基盤やクラウド事業者のサービス基盤向け機能として、2015年度第1四半期から提供を開始する。
同社は、クラウドベースのサービスやインフラを利用する企業が増えるなか、機密情報などの重要な資産を脅威から守るためにセキュリ
ティ機能を統合するニーズが強くなっている中、今回のパートナーシップにより、今後とも顧客の期待に応えられるものと確信する。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)
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