電通とNTTデータ、ソーシャルメディア・ビッグデータの解析ソリューションで協業

2015年1月26日 12:46

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電通とNTTデータの協業構造を示す図(電通の発表資料より)

電通とNTTデータの協業構造を示す図(電通の発表資料より)[写真拡大]

 電通とNTTデータは23日、主にソーシャルメディア・ビッグデータの解析を起点としたマーケティング領域での新たなソリューションの開発・提供で協業することに合意したと発表した。

 この協業では、電通が持つ事業戦略、商品戦略、マーケティング・コミュニケーションに関する独自のプランニングおよび顧客・生活者のインサイトに関する知見、NTTデータが保有する日本市場唯一のTwitter全量データの再販機能およびソーシャルメディア・ビッグデータの解析力、ならびにシステム構築力を掛け合わせる。これにより、マーケティング戦略の立案からマーケティングシステムの高度化まで、顧客ビジネスの成長に寄与する高度なマーケティング・ソリューションをワンストップで提供する。

 また、両社の協業を加速する推進母体として「Social Insight Lab」(ソーシャル・インサイト・ラボ)を立ち上げ、顧客企業の複数の部門にまたがる高度なマーケティング課題に対して、全体最適の視点から課題の解決にあたる方針だ。

 電通とNTTデータは、この協業により、顧客企業においてマーケティングをつかさどるCMO/ブランドマネジメント部門と、ITをつかさどるCIO/情報システム部門の、相互にまたがる高度なマーケティング課題に対して、全体最適の視点からソリューションを提供していく。 

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