竹中工務店、香港の不動産開発会社からインドネシアの超高層ビル建設工事を受注

2015年1月21日 21:49

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竹中工務店が建設工事を受注したインドネシアの超高層ビルの完成予想パース(同社発表資料より)

竹中工務店が建設工事を受注したインドネシアの超高層ビルの完成予想パース(同社発表資料より)[写真拡大]

 竹中工務店は21日、海外現地法人インドネシア竹中が香港の大手不動産開発会社パシフィック・センチュリー・プレミアム・デベロップメンツ社から、インドネシアの超高層ビル建設工事を受注したと発表した。

 同プロジェクトは、インドネシアの首都ジャカルタの開発街区に、高さ209.45m、地上40階、地下6階建て、延床面積約15万平方メートルの超高層ビルを建設するというもの。パシフィックセンチュリーグループが日本国内で行った大型プロジェクトにおける同社の施工実績が評価され、インドネシアの大手民間建設会社トータルバングンベルサダ社との共同企業体方式にて同グループの不動産開発会社からの施工受注に至った。

 約30カ月後に完成を予定している同ビルでは、低層フロアには、店舗のほか、銀行などが入居し、8階から40階にわたる中層、高層フロアにかけては事務所、最上階はVIP向け飲食エリアとなる。

 同社は、昨年インドネシアの現地法人設立から40年を迎えており、好調な経済成長を続ける同国を重点市場の一つと位置づけ、グローバル事業のさらなる拡大を図っていくという。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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