前場に注目すべき3つのポイント~日銀金融政策決定会合の結果に注目へ

2015年1月21日 08:29

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記事提供元:フィスコ


*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~日銀金融政策決定会合の結果に注目へ

21日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日銀会合で失望もECB理事会控えこう着か
■外資系証券の注文動向:差し引き70万株の買い越し
■前場の注目材料:15年訪日客は1500万人超と予測、14年1341万人上回る公算

■日銀会合で失望もECB理事会控えこう着か

21日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。祝日明け20日の米国市場は、欧州やアジアの株価上昇を受けて買いが先行したものの、原油価格の下落を受けてエネルギー関連株を中心に下落に転じる局面もみられた。10-12月期決算への期待感などからハイテク銘柄を中心に再び上昇する展開とはなったが、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和への期待を手掛かりとした上昇が意識されていた面もあり、この反応の鈍さが嫌気されそうだ。

また、本日は日銀の金融政策決定会合の結果が注目される。過度な期待は高まっていないとはいえ、足元では原油価格の急落で2%物価目標の達成が一段と困難になっている状況の中、追加緩和への期待がある。現状維持となれば、20日の日経平均は350円を超える上昇をみせていたこともあり、反動安が警戒されるところ。

ただし、翌22日にはECB理事会での量的緩和への思惑などが根強く、大きく売り込む流れにもならないだろう。そのため、こう着感の強い相場展開のなか、物色の流れは昨日のインデックスに絡んだ主力大型株から、個人主体による中小型株やテーマ株などへの短期的な値幅取り狙いの流れに向かいそうである。

■外資系証券の注文動向:差し引き70万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り2360万株、買い2430万株、差し引き70万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

1月14日(水):130万株の買い越し
1月15日(木):170万株の売り越し
1月16日(金):490万株の買い越し
1月19日(月):540万株の買い越し
1月20日(火):100万株の売り越し

■前場の注目材料

・「イスラム国」が2邦人の殺害警告、地政学リスクへの警戒感
・15年訪日客は1500万人超と予測、14年1341万人上回る公算
・主力大型株から個人主体による中小型株やテーマ株物色に

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

09:00 日銀金融政策決定会合(2日目)《KO》

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