日銀のETF買入れへの期待/ランチタイムコメント

2014年12月15日 12:05

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記事提供元:フィスコ


*12:05JST 日銀のETF買入れへの期待
 日経平均は大幅に下落。227.17円安の17144.41円(出来高概算11億4000万株)で前場の取引を終えた。12日の米国市場では原油相場の急落が嫌気され、NYダウは300ドルを超える下落となるなど、海外株安が嫌気された。また、14日投開票の衆議院総選挙は、大方の予想通り与党が圧勝したが、材料出尽くしとの見方に。円相場が1ドル117円台に突入、SGXの225先物が寄り前に17000円を割り込む局面をみせていたこともあり、幅広い銘柄に売りが先行した。
 ただ、寄り付き直後に17037.21円まで押したが17000円は割り込まず、じりじりと下げ幅を縮める中、17258.32円まで下げ渋りをみせていた。セクターでは朝方こそ東証33業種全てが下げて始まったが、前引けでは小売、水産農林がプラス圏を回復している。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1026と過半数を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも下げているが、小型株指数は小幅な下げにとどまっている。売買代金上位では、全般値を下げる中で、ミクシィ<2121>、花王<4452>の強さが目立つ。

 日経平均はギャップ・ダウンで始まったが、直近安値水準での底堅さがみられている。先週は調整局面で日銀によるETF買いが入らなかったことが、ネガティブ・サプライズとなった面があるが、一部では本日から買いが入るとの観測もあるようだ。期待通りETF買入れとみられる動きが出てくるようだと、リバウンドを意識した買いの動きが強まりそうである。
 また、全般弱含みとなるなか、ミクシィ<2121>の強さが目立つ。「モンスターストライク」の中国版「怪物弾珠」について、一時、中国におけるiPhoneのゲームカテゴリの無料アプリランキングで1位に躍り出たようである。エイチーム<3662>の決算を評価する動きもみられており、中小型のSNS関連などに資金が向かいやすい。
 また、テックファーム<3625>が強い動きをみせている。自民圧勝は織り込み済みとはいえ、長期安定政権、アベノミクス第2幕への思惑などから、政策関連への物色が強まりやすいようである。(村瀬智一)《FA》

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