国分と丸紅、卸事業での提携を検討

2014年12月6日 20:56

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 国分と丸紅は5日、卸事業での提携を検討を行うことで合意したと発表した。

 両社によると、社会構造の変化や、為替の急激な変動、原材料費の高騰、人件費やインフラコストの上昇などによって、激変する経営環境に対応するため、提携の検討に至ったという。

 国分が今後設立を予定しているエリアカンパニーである国分首都圏への丸紅の資本参画や、丸紅の菓子卸事業の子会社である山星屋と、低温卸事業の子会社であるナックスナカムラへの国分の資本参画を検討する。また、ナックスナカムラと、国分の子会社の国分フードクリエイト東京との業務提携も検討する。このほか、惣菜事業での両社の業務提携などを検討するという。なお、これらは2015年6月を目標に実現させるとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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