概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続落、連日の指標悪化を受けて経済成長の先行きに対する懸念が強まる

2014年12月3日 10:31

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:32JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続落、連日の指標悪化を受けて経済成長の先行きに対する懸念が強まる
【ブラジル】ボベスパ指数 51612.47 -1.27%
2日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比664.11ポイント安(-1.27%)の51612.47で取引を終えた。52639.71から一時51471.07まで下落し、指数構成銘柄での値上がりは23、値下がりは45、変わらず2であった。

この日発表されたブラジルの10月鉱工業生産が前年比-3.6%となり、予想以上に落ち込んだ(予想は-3.0%、9月が-2.1%)。連日の指標悪化を受けて、経済成長の先行きに対する懸念が強まり、ブラジル株の売り優勢の展開が継続した。

【ロシア】MICEX指数 1583.12 +0.30%
2日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比4.74ポイント高(+0.30%)の1583.12で取引を終了した。1556.03から一時1596.78まで上昇した。

ブレント原油先物が再び下落し、通貨ルーブル安が大きく進んだこと。また、ロシア経済発展省が来年第1四半期の景気後退入りの見通しを発表したことが、当初はMICEX指数の重石となった。しかしながら、ルーブル安による海外売上高の拡大期待から輸出関連株が上昇したことが、最終的に指数を押し上げるかたちになった。

【インド】SENSEX指数 28444.01 -0.40%
2日のインドSENSEX指数は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比115.61ポイント安(-0.40%)の28444.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.20ポイント安(-0.36%)の8524.70で取引を終えた。

おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が利下げを見送ったことが嫌気され、幅広い銘柄に売りが広がった。準備銀は2日に開いた金融政策決定会合で、市場予想通り政策金利の据え置きを決めた。レポ金利は年8.00%、リバース・レポ金利は年7.00%を維持した。据え置きは5会合を連続となる。ただ、準備銀は、インフレ鈍化が来年にも続いた場合、金融政策スタンスを変更すると示唆した。

【中国本土】上海総合指数 2763.54 +3.11%
2日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比83.39ポイント(+3.11%)高の2763.54ポイントと急反騰した。年初来高値を2日ぶりに更新し、約3年4カ月ぶりの高水準を切り上げている。

もみ合いのなか上昇する流れ。高値警戒感を意識して売られる場面がみられたものの、下値は固く、次第に買いが優勢になった。前日公表の11月中国製造業PMIが下振れるなか、当局が追加の景気テコ入れ策を打ち出すとの思惑が支えになっている。指数は中盤から一段高となった。《FA》

関連記事