トヨタ、協調型運転支援システムを15年に導入 右折時に対向車・歩行者の注意喚起

2014年11月27日 10:14

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路車間通信を活用した右折時注意喚起のイメージ(写真提供:トヨタ自動車)

路車間通信を活用した右折時注意喚起のイメージ(写真提供:トヨタ自動車)[写真拡大]

  • 車車間通信を活用した通信利用型レーダークルーズコントロールのイメージ(写真提供:トヨタ自動車)

 トヨタ自動車は26日、ITS専用の無線通信を活用した先進の協調型運転支援システムを2015年に発売する予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense P」のオプションとして、日本国内向けの一部新型車に採用すると発表した。

 このシステムは、ITS専用周波数(760MHz)による路車間・車車間通信を活用したシステムである。クルマに搭載したセンサーでは捉えきれない情報を取得することで、自律系の安全運転支援システムを補完する。具体的には、見通しの悪い交差点周辺において、道路に設置されたセンサーが検知する対向車・歩行者の情報を路車間通信により取得するほか、クルマ同士の接近情報を車車間通信により取得することで、ドライバーに注意を促すなどの運転支援を行う。

 また、車車間通信を採用した「通信利用型レーダークルーズコントロール」を開発。従来のミリ波レーダーによる先行車両との車間距離、相対速度の検知に加え、車車間通信により得られた先行車両の加減速情報を活用する。

 同社は、このシステムの早期導入をめざし、関係省庁や民間企業と積極的に連携を図り、開発を進めてきたという。2013年にITS GREEN SAFETY官民実証実験に参画し、システムの社会的効果と受容性を検証。今後も、2014年10月に設置されたITS Connect推進協議会への参画を通じ、円滑な導入と本格普及に向けた環境整備に取り組んでいく方針だ。

■右折時の注意喚起

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