ボルボと上智大学、人材育成で産学教育連携協定を締結

2014年11月27日 09:43

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UDトラックス社の大型トラックQUON(上智大学の発表資料より)

UDトラックス社の大型トラックQUON(上智大学の発表資料より)[写真拡大]

  • (左から)ボルボ・グループ人事部門統括役員セスチン・レナード氏、マグヌス・ローバック駐日スウェーデン大使、早下隆士学長(上智大学の発表資料より)

 スウェーデンのボルボ・グループは26日、上智大学とグローバル人材の開拓・育成および大学とグローバル企業の新たな形での協力関係構築を目的にパートナシップを締結したと発表した。上智大学の四谷キャンパスで行われた調印式には、マグヌス・ローバック駐日スウェーデン大使の同席のもと、早下隆士学長とボルボ・グループ人事部門統括役員のセスチン・レナード氏が協定書を取り交わした。

 ボルボ・グループでは産学教育連携を世界6カ国10校で展開しているが、日本では上智大学が初となるという。この協定に基づくプログラムは3年間である。この間、上智とボルボ・グループは、グローバル企業の経営戦略の策定方法やこれに基づく組織の成り立ち、ビジネス現場での実践例などを学ぶ授業科目を共同開発して、全学部生を対象に2015年度より開講する。またボルボ・グループの国内外の拠点で1~3カ月間のインターンシッププログラムを提供するほか、新たな奨学金制度も創設する。

 調印式では、キックオフイベントとしてシンポジウムが開催され、多数の在校生が参加したほか、四谷キャンパスにはボルボ・グループUDトラックス社の大型トラックQUONが来校しパネル展示を行った。

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