欧米為替見通し:ヘッジファンド勢、黒田日銀総裁への感謝祭

2014年11月10日 17:10

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:10JST 欧米為替見通し:ヘッジファンド勢、黒田日銀総裁への感謝祭

本日10日の欧米市場のドル・円は、ヘッジファンド勢などの海外勢が感謝祭に向けて安倍トレード(日本株買い・円売り)ポジションの手仕舞いを行っていることで、上げ渋る展開が予想される。

ドル・円のテクニカル分析では、高値圏での反転を示唆する「リバーサル」「抱き線」が出現していること、酒田罫線法でも「新値8手10手は酒田の骨子」として一相場の終わり、利食いを推奨していることで、反落が予想される。
下値の攻防の分岐点は、10月31日の高値112円47銭と11月3日の安値112円57銭の間の「窓」となる。

安倍トレード(日本株買い・円売り)第1幕で日本株買い、円売りを仕込んできたヘッジファンド勢にとって、10月31日の黒田日銀総裁の追加緩和と年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の新資産構成の発表を受けた、安倍トレード(日本株買い・円売り)第2幕の幕開けは、日経平均株価を17000円台、ドル・円を115円台で手仕舞うことが出来る絶好の機会だった。

「感謝祭」は、英国から北米大陸へ移り住んで来たピルグリム・ファーザーズが、食料の援助、栽培、収穫方法を教えてくれたインディアンに対して感謝する行事である。

今月の感謝祭では、ヘッジファンド勢は、黒田日銀総裁と年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に感謝しながら、七面鳥を食べるのかもしれない。

感謝祭までの注目材料としては、15-16日のG-20会議での円安に対する牽制懸念、17日に発表される日本の7-9月期国内総生産(GDP)速報値が悪化していた場合は、消費増税先送りと衆院解散が決定される可能性、などを念頭におくべきか。

【今日の欧米市場の予定】

18:30 ユーロ圏・11月センテッィクス投資家信頼感指数(予想:-13.8、10月:-13.7)
24:00 米・10月労働市場情勢指数《KO》

関連記事