概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は値下がり、新規株式公開9社の公募で需給悪化を警戒

2014年10月22日 10:10

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記事提供元:フィスコ


*10:10JST 概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は値下がり、新規株式公開9社の公募で需給悪化を警戒

【ブラジル】ボベスパ指数 52432.43 -3.44%
21日のブラジル株式市場は大幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1870.14ポイント安(-3.44%)の52432.43で取引を終えた。寄りの54300.11を高値に、一気に51922.45まで急落した。指数構成銘柄での値上がりは9、値下がりは61であった。

前日の取引終了後に発表されたDatafolaのブラジル大統領選・決選投票に関する支持率調査で、ルセフ大統領が46%(前回43%)、ネベス候補が43%(同45%)と判明(許容誤差2%)。ルセフ氏が支持率を伸ばしたことにより、政権交代への期待感がしぼみ、それを消化するかたちで売りが先行した。

【ロシア】MICEX指数 1383.35 +0.51%
21日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比6.99ポイント高(+0.51%)の1383.35で取引を終了した。1361.59から一時1389.81まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは27、値下がりは23であった。

この日開催されていたウクライナ、ロシア、欧州連合(EU)によるガス協議への期待感や、中国の7-9月期GDPの上振れを受けた北海ブレント先物相場の上昇が、買いにつながった。また、欧州中央銀行(ECB)の景気刺激期待による欧州株高、企業業績への期待による米国株高もロシア株の押し上げ材料になった。

【インド】SENSEX指数 26575.65 +0.55%
21日のインドSENSEX指数は3営業日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.55%(145.80ポイント)高の26575.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.61%(48.35ポイント)高の7927.75で取引を終えた。中盤に利益確定売りに押される場面もあったが、その後は買い戻された。一連の構造改革や国営株の放出観測が支援材料。商工省産業政策促進局(DIPP)は20日、国内製造業の発展を促進するため、業界ライセンスの有効期限をこれまでの3年から7年に延長すると発表した。

【中国本土】上海総合指数 2339.66 -0.72%
21日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比17.07ポイント(0.72%)安の2339.66ポイントと反落した。終値ベースでは、約1カ月ぶりの安値圏に達している。需給悪化を警戒。今週は9社が新規株式公開(IPO)の公募を行い、申込総額は9社合計で7000億人民元(約12兆円)を超えると予測されている。中国の第3四半期GDP成長率が取引時間中に公表され、市場予想(7.2%増)を上回る7.3%増だったことを材料に指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、好感する買いは続かなかった。《FA》

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