15000円処での底堅さを見極めつつ、キッカケ待ち/ランチタイムコメント

2014年10月21日 12:01

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記事提供元:フィスコ


*12:01JST 15000円処での底堅さを見極めつつ、キッカケ待ち
 日経平均は反落。109.26円安の15001.97円(出来高概算10億3000万株)で前場の取引を終えた。20日の米国市場では、IBMなどの決算が嫌気されたが、値ごろ感から買い戻す動きもみられ、NYダウは小幅に続伸。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の15115円だったが、アップルが発表した決算はアナリスト予想を上回り、時間外での上昇を評価するなか、小幅ながら続伸で始まった。
 ただ、その後は前日に今年最大の上げ幅を記録した反動による利益確定の流れもあり、じりじりと下げ幅を広げる展開に。円相場もやや円高に振れて推移するなか、15000円を挟んでのこう着となっている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超え、全体の6割を占めている。セクターでは、ゴム製品、その他製品、金属などが小じっかり。一方で、鉱業、パルプ紙、石油石炭、機械、非鉄金属、卸売などが冴えない。また、日経平均構成銘柄では、昨日は225銘柄全てが上昇していたが、前引け段階では188銘柄が下げている。

 日経平均は15000円を挟んでのこう着となっている。前日に578円高をみせたこともあり、当然の利益確定といったところであろう。また、中国7-9月GDPが7.3%増と、5年半ぶりの低い水準となったことなども手掛けづらくさせたようだ。まずは、15000円処での底固めを意識しておきたいところである。この水準を割り込んでくるようだと、5日線辺りまでの調整が意識されてくる可能性がある。一目均衡表では転換線が上値抵抗に。ボリンジャーバンドでは、下向に推移する-1σと-2σとのレンジ内となる。
 また、ミクシィ<2121>など中小型の主力処も一服となるなか、手掛かり材料難といったところである。FFRI<3692>は4営業日ぶりに1万円の大台を回復してきたが、相場のけん引役にはなり難い。テーマ物色も定まらず、日経平均の15000円処での底堅さを見極めつつ、キッカケ待ちといった格好になろう。なお、本日マザーズ市場に上場したGMOリサーチ<3695>は、3570円の買い気配で寄っていない。(村瀬智一)《FA》

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