【最高値奪回から一段の上値追いへ】ゲンキーは1Q好決算で小売り関連の「勝ち組」人気を再燃させ急反発

2014年10月17日 11:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

ゲンキー<2772>(東1)は、320円高の5350円と急反発して始まり、8月19日につけた上場来高値5520円を再び射程圏に捉えている。

ゲンキー<2772>(東1)は、320円高の5350円と急反発して始まり、8月19日につけた上場来高値5520円を再び射程圏に捉えている。[写真拡大]

【編集長の視点】

■ゲンキーは1Q好決算で小売り関連の「勝ち組」人気を再燃させ急反発

 ゲンキー <2772> は、320円高の5350円と急反発して始まり、8月19日につけた上場来高値5520円を再び射程圏に捉えている。小売り業界では、今年4月の消費税増税前の駆け込み需要の反動減を吸収できているかいないかで業績の好不調や月次売上高のプラス、マイナスが分かれ、株価的に「勝ち組」と「負け組」に2極化しているが、同社が、前日16日大引け後に発表した今6月期第1四半期(1Q)決算が、大幅増益となり期初予想の今期第2四半期(2Q)累計業績に対して高利益進捗率を示したことを評価して「勝ち組」人気を再燃させ割安株買いが先行している。同社は信用取組も、売り長で逆日歩がつく好需給となっており、売り方の買い戻しも交錯している。

■3店舗を出店しディスカウント路線のPB商品などが好調に推移

 1Q業績は、売り上げが前年同期比13.7%増、営業利益が2.47倍増と各増収増益転換し、経常利益が2.33倍増、純利益が2.61倍とそれぞれ大幅続伸した。2Q累計業績対比の利益進捗率は、60~67%と目安の50%を大きく上回った。メガネドラッグストアを3店舗新規出店し、ドラッグストアを1店舗閉鎖、今後加速が予想される異業種を交えた本格的な価格破壊競争に備え、進めているディスカウント路線が奏功し、G-PRICEを中心としたプライベート(PB)商品が好調に推移し、EDLC(エブリディーローコスト)とEDLP(エブリディーロープライス)を追求したことが好決算要因となった。

 2Q累計・6月通期業績は期初予想に変更はなく、6月通期業績は、新規出店を30店舗と積極計画していることなどから、売り上げ655億円(前期比13.0%増)、営業利益24億円(同26.2%増)、経常利益25億円(同24.5%増)、純利益14億6000万円(同24.7%増)と続伸を見込み、純利益は、連続して過去最高を更新する。

■売り方の買い戻しも交錯しPER12倍の割安修正で最高値抜けも

 株価は、前期業績を上方修正した今年7月から騰げ足を速めて年初来高値5520円まで2200円高し、この上昇幅の3分の1押し水準まで調整したあと、月次売り上げが、今期に入った7月以降、2ケタ増と好調に推移していることなどから25日移動平均線水準を固める動きを続けてきた。PERは12倍台と割安であり、売り方の買い戻しも加わって最高値奪回から一段の上値追いが見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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