米国株見通し:NYダウは軟調推移か、200日移動平均が重要ポイントに

2014年10月10日 20:01

印刷

記事提供元:フィスコ


*20:01JST 米国株見通し:NYダウは軟調推移か、200日移動平均が重要ポイントに
10日のNYダウは軟調推移か。9日のNY市場は大幅安となった。NYダウ平均は334.97ドル安16659.25ドル、ナスダックは90.26ポイント安の4378.34で取引を終えた。


NYダウはボラティリティの高い状況が続いており、9日の取引で前日の上昇を全て失う結果となった。NYダウ先物は100ドル安で推移しており、NYダウは続落の可能性がある。企業決算の発表を控えており、投資家の利食い売りが増えているとの指摘があるが、それだけでは説明できない下げとなっている。200日移動平均の16591.44ドルが強力な下値抵抗線となりそうだが、この水準が維持できない場合、16000ドル割れの可能性が高まることになる。


NYダウの目先的な下値目途は200日移動平均の16591ドル近辺、上値目途は100日移動平均の16895ドル近辺か。《FA》

関連記事