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SQ値での強弱感対立、中小型株は押し目拾いを意識/ランチタイムコメント
*12:09JST SQ値での強弱感対立、中小型株は押し目拾いを意識
日経平均は続落。152.26円安の15326.67円(出来高概算15億5000万株)で前場の取引を終えた。9日の米国市場でNYダウは300ドルを超す下落となり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円安の15305円となるなか、幅広い銘柄に売りが先行した。これにより日経平均は寄り付き段階で15300円を割り込んでいる。ただし、一時15259.95円まで下げ幅を広げる局面もみられたが、その後は15300円を挟んでのこう着が続いている。オプションSQに絡んだ商いは、225型で5万株程度の売り越しとなり、SQ値(概算)は15296.37円。
セクターでは東証33業種全てが下げており、鉱業、非鉄金属、銀行、鉄鋼、機械、海運、電気機器、卸売などの弱さが目立つ。日経平均構成銘柄では200銘柄以上が下落。決算が評価されたファーストリテ<9983>が下支えとなる半面、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>、京セラ<6971>などが重しに。物色は個人主体による個別材料を手掛かりとした商いとなり、サイバーエージェント<4751>、グリー<3632>などが堅調。
ギャップ・ダウンで始まり、下に幻のSQ値を残す流れが期待されていたが、結果的にはSQ値での攻防であり、押し目買いも入れづらい状況である。日経平均構成銘柄をみても200銘柄以上が下げており、3連休を控えている中では、大幅な切り返しは期待しづらいところである。
また、若干の戻りをみせたとしても、戻りの鈍さが意識される局面では、SQ値を意識した形での売り仕掛けの動きも出やすいだろう。材料株についてもオーバーウィークのポジションは取りづらく、大引けにかけては短期筋の需給調整による影響を受けやすいと考えられる。
とはいえ、ミクシィ<2121>がプラス圏での推移など、総崩れではない。中小型株などはリクルート<6098>の上場に伴う換金売りとの見方がされているが、一巡後には当然、需給は軽くなる。スタンスとしては、押し目拾いは意識しておきたい。(村瀬智一)《FA》
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