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【引け後のリリース】三井物産がブラジルで大規模農業事業を拡大
■ブラジル農業最大手のSLCと合弁しさらなる農地拡大を推進
三井物産 <8031> は8日、昨年8月に設立したブラジルの大規模農業生産合弁会社SLC-MIT Empreendimentos Agricolas S.A.(本社:ブラジル、以下「SLC-MIT」)の増資引受を実行し、大豆・綿花の生産などの操業を拡大すると発表した。
発表によると、合弁会社SLC-MITは、三井物産とブラジル農業生産最大手であるSLC Agricola S.A(本社:ブラジル、以下「SLC」)が設立した農業生産会社で、出資比率は三井物産が49.9%、SLCが50.1%。昨年よりブラジル東北部バイア州で2.2万ヘクタールの農地をリースし、大豆・綿花を生産している。
今回の増資は合計2250万米ドルで、うち三井物産が出資比率49.9%分の1120万米ドルを引き受けた。これにともない、SLC-MITはブラジル最大の大豆生産地域であるマトグロッソ州で、SLCが保有する農園のうち当初1.6万ヘクタールをリースし、大豆・トウモロコシ・ヒマワリを生産する。また、リースする農地は次年度から1.8万ヘクタールに拡大する予定。合弁会社SLC-MITは、ブラジルで業界最大手のSLCのノウハウを駆使し、効率的農園運営を進めるとともに、二毛作地の開発やさらなる農地拡大を進めていく。
8日の株価終値は1646.0円(16.0円安)。全体相場はドイツの鉱工業生産指数の大幅ダウンやIMFの世界経済見通しの下方修正などを受けて欧州株が全面安となり、NY株式も272ドル安、日経平均は朝方一時263円02銭安(1万5520円81銭)となったが、三井物産は底堅かった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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