欧米為替見通し:イエレンFRB議長の発言に要注目

2014年10月6日 17:18

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記事提供元:フィスコ


*17:18JST 欧米為替見通し:イエレンFRB議長の発言に要注目

本日6日の欧米市場のドル・円は、米国9月の失業率5.9%を受けたイエレンFRB議長の発言に注目する展開が予想される。

ドル・円は、先週の甘利経済再生担当相に続き、本日の麻生財務相、安倍首相と急速な円安に対する牽制発言が相次いでいることで、要警戒となる。

3日に発表された米国9月の失業率は、2日のブラード米セントルイス地区連銀総裁(タカ派)の予想「9月の失業率は、市場予想よりもはるかに低下する見通し」通りに、5.9%まで低下した。

イエレンFRB議長が注視している労働参加率も、62.7%となり、8月の62.8%から低下、不完全雇用率は、11.8%となり、8月の12.0%から低下していた。
(リセッション前:労働参加率66.1%、不完全雇用率8.8%)

9月の失業率5.9%は、依然としてイエレンFRB議長が目指すリセッション(景気後退)前の失業率5.0%には届かないものの、自然失業率(NAIRU)5.2%-5.5%の上限である5.5%に0.4%と迫っている。

自然失業率(NAIRU)とは、インフレ率を加速させない失業率だが、リセッション(景気後退)前の水準を回復するまで利上げを開始しないというイエレンFRB議長の頑ななスタンスは、依然として変わらないのか、発言に注目することになる。

【今日の欧米市場の予定】

17:30 ユーロ圏・10月センティックス投資家信頼感
04:00 イエレン米FRB議長が金融安定監督評議会の公開会議に出席《KO》

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