今日の為替市場ポイント:米アトランタ地区連銀総裁発言

2014年9月26日 08:19

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記事提供元:フィスコ


*08:23JST 今日の為替市場ポイント:米アトランタ地区連銀総裁発言

昨日25日のドル・円相場は、東京市場では109円01銭から109円37銭で推移。欧米市場では一時108円52銭まで反落し、108円74銭で取引を終えた。

本日26日のドル・円は、主に108円台後半で推移か。欧米諸国の株安を意識してリスク選好的なドル買いは抑制される可能性がある。

25日の欧米市場では、「ドルの急上昇や弱い個人消費がこれから数か月の成長を損ねる可能性がある」とのロックハート米アトランタ地区連銀総裁の発言を意識して、リスク回避的なドル売りが優勢となった。欧米諸国の株式相場が大きく下げたことも嫌気されたようだ。

ロックハート総裁は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ開始は2015年半ばか、それ以降にずれ込む可能性があるとの見方も示した。

NY連銀のダドリー総裁は、「急激なドル高は経済成長とインフレの浮揚に向けた金融当局の努力を損なう恐れがある」との見解を表明したが、クリーブランド連銀のメスター総裁は、「ドルが継続的に上昇すれば米経済が損なわれる恐れがあるものの、これを主要なリスクとは見なしていない」と発言している。

ドル高についてFRB内部で異なる意見が存在しているようだが、ドル体制を維持することが米国にとって大変重要であると考えた場合、FRBは早い時期に利上げを実施することでドル高容認の姿勢をより明らかにするものとみられる。《KO》

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