模様眺めムード強そうだが、押し目はないか【クロージング】

2014年9月18日 16:32

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記事提供元:フィスコ


*16:36JST 模様眺めムード強そうだが、押し目はないか【クロージング】

18日の日経平均は大幅反発となり、178.90円高の16067.57円(出来高概算22億5000万株)と、8ヶ月ぶりに16000円を回復して取引を終えている。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、「QE終了後も異例な低金利を相当の期間維持する」方針は据え置かれた。しかし、2015年末の政策金利見通しが上方修正されたことを受けて、円相場は1ドル108円台半ばまで円安が進んでいる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円高の15980円となるなか、日経平均は16000円を回復して始まった。

買い一巡後は、英スコットランドの独立住民投票を控えていることから結果を見極めたいとのムードも強く、こう着感の強い相場展開に。しかし、16000円を割り込むことはなく、底堅い展開。さらに、社会保障審議会年金部会が開催されるなか、GPIF改革に対する思惑等が高まりやすく、会合が終わった後場寄り付き辺りから強含む展開となった。

ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>など指数インパクトの大きい銘柄が総じて強い動きをみせるなど、インデックスに絡む資金が流入している。また、ミクシィ<2121>が「モンスターストライク」を、10月に北米、12月までに韓国で提供開始するとの報道を受けて後場急伸するなど、個人の需給も良好である。

明日はスコットランドの独立住民投票の結果を見極めたいとする模様眺めムードのほか、週末要因もあってトレンドが出難い状況である。G20財務相・中央銀行総裁会議(オーストラリア・ケアンズで、21日まで)が控えているほか、来週は祝日を挟むこともあり、全体としては手掛けづらさもありそうだ。

ただし、ルー米財務長官は17日、強いドルが常に米国の最大の利益になるとの見解を示すなど、円安容認とみられる流れ。さらに、塩崎厚労相は18日、「臨時国会提出こだわらず、GPIF改革」と述べており、押し目買い意欲は相当強いとみておきたい。《KO》

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