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【木村隆のマーケット&銘柄観察】DOWAホールディングスは増益基調を継続、タイで亜鉛向上を立ち上げ
DOWAホールディングス <5714> が出直りの兆しを強めてきた。今2015年3月期の第1四半期の業績がさえなかったことで、人気が離散しているが、後半にかけては盛り返し、通期では大幅増益を確保できる模様だ。ここへきて証券会社がレーティング最上位を継続し、かつ目標価格を引き上げたことを受け、市場の見直しムードが高まってきた。
今期の第1四半期の業績は営業利益が93億9800万円と、前年同期比2%増の低調な始まりとなった。環境・リサイクル部門が計画を下回ったものの、製錬部門が計画を上回り、全体としては想定の範囲内で推移している模様だ。
環境・リサイクル部門は、第1四半期は低濃度PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物処理の受注が一時的に落ち込んだ。低濃度PCB廃棄物処理についての引き合いは依然として強く、2四半期に入ってからの受注が回復していることから、第1四半期の落ち込みは一時的なものと見られている。
電子材料部門は、太陽電池向け銀粉は期中に在庫調整の影響を受けるものの、スマホ向けに近接センサー向LEDが好調。金属加工部門は、自動車向けの端子やコネクタに使用される伸銅品や、産業機械向け回路基板などの販売増を見込む。
主力の精錬部門はタイで亜鉛工場を立ち上げ、2014年3月から本格稼働している。タイには日系自動車メーカーが多く進出しており、自動車用鋼板に使用されるめっき用調合亜鉛や、車載向けダイカスト用亜鉛合金の販売増が期待される。
ここしたことから今期業績は上方修正が有力視され、営業利益は会社側見通しの365億円を上回り375億円(前期317億円)の確保が可能と見られている。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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