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朝日アセットのSRIファンド「あすのはね」、中長期視点での分析に定評(1)
*12:28JST 朝日アセットのSRIファンド「あすのはね」、中長期視点での分析に定評(1)
日本でも社会的責任投資(SRI※)が注目されて久しい。そのような中で、朝日ライフ アセットマネジメントの『SRI社会貢献ファンド(愛称「あすのはね」)』、チーフファンドマネージャー速水禎氏は同投資の先駆けとして、R&I(格付け投資情報センター)が毎年発表するファンド大賞で、SRI・環境関連ファンドにおいて最優秀ファンド賞2014年まで5年連続を受賞している。8月末現在での過去1年のパフォーマンスも+22.7%と好調で、同期間のTOPIX+15.5%を上回って推移している。
「あすのはね」の好パフォーマンスの理由は事業の魅力度を徹底的に分析すること、その事業の中での競争優位性がどこにあるのかを見出す力量と言えそうだ。また、ビジネスを通じて社会貢献できる企業の中にこそ、高い収益性を持続できる企業でを見いだせるという独特の視点は、このファンドの真骨頂であろう。
また、「あすのはね」は投資対象については事業の魅力度、競争優位性について、3年~5年となる中長期の視点で分析されている。財務分析だけだとどうしても短期の利益視点になってしまいがちで、それが高値で買い、底値で売るという失敗になりかねない。当ファンドではそうでなく、その企業の定性的な分析を通じて当該企業の秘めたパワーを買うことに力点が置かれている。その分析は企業の理念、文化などにつながることも少なくない。
例えば、「あすのはね」の組み入れ銘柄であるユナイテッドアローズ<7606>は2007年、アルバイト800名を正社員にしている。正社員化によって会社への忠誠心が高まり、売れ筋の見極めや在庫管理力の向上を通じて、継続的な業績の伸びを達成しているというのは、良い一例であろう。
同様に「あすのはね」の組み入れ上位銘柄であるトヨタ自動車<7203>、イーグル工業<6486>、サトーホールディングス<6287>の評価点の一例は、トヨタ自動車が東日本大震災以降に見せた生産効率化と利益拡大の原動力になった現場力、イーグル工業がシール精密技術による地球環境の汚染防止力を重視する思想、サトーホールディングスがサマータイム導入等も含めた社員のワークライフバランス重視の姿勢等となっている。《FA》
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