概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は6日続落、政権交代による経済再生への期待に揺らぎ

2014年9月11日 10:04

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記事提供元:フィスコ


*10:04JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は6日続落、政権交代による経済再生への期待に揺らぎ

【ブラジル】ボベスパ指数 58198.66 -0.81%
10日のブラジル株式市場は6日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比477.68ポイント安(-0.81%)の58198.66で取引を終えた。寄りの58674.60を高値に、一時57449.62まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは22、値下がりは47であった。

この日公表された大統領選に関する最新の世論調査(Vox Populi)で、決選投票でのシルバ候補の支持にルセフ大統領が実質的に並んだことから、政権交代による経済再生への期待が揺らぎ、売りが優勢になった。同調査では、シルバ候補が42%、ルセフ大統領が41%だった(許容誤差2.2%)。

【ロシア】MICEX指数 1468.55 +0.03%
10日のロシア株式市場は小幅続伸。ただ、主要指標のMICEX指数は前日比0.38ポイント高(+0.03%)の1468.55で取引を終了しており、ほぼ横ばいである。指数構成銘柄での値上がりは26、値下がりは21、変わらず3であった。

前日終値(1468.17)水準で寄り付いた後は、欧州連合(EU)がこの日、ロシアに対する追加制裁の発動の是非を協議することで、状況を見守るムードとなり、1456.56から1472.16で推移した。メルケル独首相が、「停戦合意の行方がいまだに不透明であり、制裁を直ちに発動するべき」と述べ、早期発動への支持を表明した(EUはその後、10日の協議では制裁発動が決まらず、11日も協議を続けると発表した)。

【インド】SENSEX指数 27057.41 -0.76%
10日のインドSENSEX指数は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.76%(207.91ポイント)安の27057.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.72%(58.85ポイント)安の8094.10で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、その後は安値圏でもみ合っている。SENSEX指数は過去最高水準で推移しており、足元の過熱感から利益確定売りが広がった。また、電力と石炭産業連盟が申請していた石炭鉱区の再割当について、最高裁判所が9日に保留すると決定したことも、目先の石炭不足懸念を強めた。

【中国本土】上海総合指数 2318.31 -0.35%
10日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.22ポイント(0.35%)安の2318.31ポイントと8日ぶりに反落した。上海A株指数は8.62ポイント(0.35%)安の2427.04ポイント。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.66ポイント(0.25%)安の259.54ポイント、深センB株指数が1.97ポイント(0.20%)高の970.22ポイントで引けた。利食い売りが優勢。指数は前日まで5日連続で年初来高値を更新するなど、短期的な過熱感がただよっている。また、週後半から8月の本土経済指標が集中して発表されることも(11日は物価統計、13日は小売売上高や鉱工業生産、15日までに金融統計など)、買い手控え要因だ。もっとも、下値を叩く動きはみられない。指数は節目の2300ポイントを意識しながら引けにかけて下げ幅を縮小した(安値は2306ポイント)。《FA》

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