日経平均は3日続伸、コア銘柄を中心に見直しの動きが継続

2014年9月10日 15:13

印刷

記事提供元:フィスコ


*15:15JST 日経平均は3日続伸、コア銘柄を中心に見直しの動きが継続
日経平均は3日続伸。為替市場における円安基調の継続が支援材料となる一方、昨晩の欧米株安が逆風となり利益確定売りが先行した。ただし、大型株指数はプラス圏で推移するなど底堅く、売り一巡後は下げ渋る動きに。

大引けの日経平均は前日比39.63円高の15788.78円となった。東証1部の売買高は19億4637万株、売買代金は1兆8663億円だった。業種別では、電気・ガスやゴム製品、石油・石炭、銀行、保険、鉱業、小売、空運、電気機器などが堅調。一方、非鉄金属やその他金融、海運、建設などが軟調だった。

個別では、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>、キヤノン<7751>、武田薬品<4502>など、コア銘柄が堅調。また、三井物産<8031>や三菱商<8058>など、大手商社も買い優勢に。その他、楽天<4755>は米イーベイツの買収を正式に発表し強い動きとなった。一方、売買代金トップのソフトバンク<9984>が軟調。また、非鉄市況の下落が嫌気され、住友鉱<5713>が大幅下落となった。《OY》

関連記事