日経平均は63円安、米国株安を受けて利食い先行

2014年9月10日 10:06

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記事提供元:フィスコ


*10:06JST 日経平均は63円安、米国株安を受けて利食い先行

10時05分現在の日経平均株価は、15685.45円(前日比-63.70円)で推移。米国早期利上げ観測が再燃しているほか、大手行への資本規制を一段と強化するとの観測が嫌気され、9日の米国株式市場が下落した流れを受けて、日経平均は利益確定売りに押されている。メジャーSQを控えるなか、今日についても手掛けづらい状況が継続。

指数寄与度の高いソフトバンク<9984>やファーストリテ<9983>の下落が重しになる一方、ファナック<6954>の上げ幅拡大が指数を下支え。そのほか、主力処では、トヨタ<7203>や東芝<6502>、NTT<9432>、三菱商事<8058>などがしっかり。その一方、三菱UFJ<8306>や新日鉄住金<5401>、大成建設<1801>など大手ゼネコン株がさえない。

セクター別では、電力・ガス、石油・石炭、保険、ゴム製品、卸売業などが上昇する一方、非鉄金属、建設、海運、倉庫・運輸、パルプ・紙などが下落。値上がり率上位には、今仙電機<7266>、アイコム<6820>、enish<3667>、モリタHD<6455>、品川リフラ<5351>などがランクイン。値下がり率上位には、ビットアイル<3811>、ニチユ三菱<7105>、大和小田<1834>、アーク<7873>、コロプラ<3668>などがランクイン。出来高上位には、ユニチカ<3103>、熊谷組<1861>、みずほFG<8411>、東芝<6502>、三住建設<1821>などがランクインしている。《KO》

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