NY原油:反発で92.75ドル、米在庫統計への思惑で買い先行

2014年9月10日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY原油:反発で92.75ドル、米在庫統計への思惑で買い先行

NY原油は反発(NYMEX原油10月限終値:92.75 ↑0.09)。米国内の原油在庫の減少予想で時間外取引から買われており、寄り付近の93.68ドルが高値となった。その後は、NYダウの下落やドル高の進行などをみながら、一時92.52ドルまで下落したが、下げ渋りとなった。

日本時間10日夜に米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)の発表が予定されており、国内全体の在庫の減少幅が拡大すると予想され、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も減少が続くとみられている。ワイオミング州からクッシングに向かうパイプラインの完成が、11月までずれ込むとの観測も注目された。《KO》

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