関連記事
9日の中国本土市場概況:小幅続伸、輸出関連株などがしっかり
記事提供元:フィスコ
*19:05JST 9日の中国本土市場概況:小幅続伸、輸出関連株などがしっかり
強弱感が対立する中で、休場明け9日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数は小幅ながら7日続伸。前営業日比で0.10ポイント高(+0.004%)の2326.53ポイントで取引を終えた。売買代金は1729億人民元。創業板指数は0.28%高い1494.02ポイントに上昇した。
鉄鋼株のほか、輸出関連株の一角がしっかり。8日に発表された貿易統計で、輸出の好調が確認されたことが買い安心感を誘った。倉庫、物流で上げが目立つ。8月の貿易黒字は、前年同期比77.8%増の498億3600万米ドルに拡大。単月ベースの過去最高を2カ月連続で更新した。
ただ、高値に対する警戒感も強まる。先週末5日の上海総合指数は、前日比19.57ポイント高(+0.85%)の2326.43ポイントと6日続伸。連日で年初来高値を更新し、約1年6カ月ぶりの高水準に達していた。これまで上げを主導した大型株には売りが先行。銀行、保険、証券などの時価総額が大きい銘柄が下落した。《KO》
スポンサードリンク

