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1日の香港市場概況:もみ合い、強弱材料が入り混じる
*18:20JST 1日の香港市場概況:もみ合い、強弱材料が入り混じる
1日の香港市場はもみ合い。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比10.03ポイント高(+0.04%)の24752.09ポイントと小幅に続伸する半面、本土企業株で構成されるH株指数は4.78ポイント安(-0.04%)の10958.81ポイントと反落した。売買代金は618億7500万香港ドルに縮小している。
好悪材料が入り混じるなかで、方向感がみられない状況となった。中国国家統計局が朝方に発表した今年8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)で予想(51.2)と前月(51.7)を下回る51.1に落ち込んだことで景気の先行き不安がくすぶっている。
ただ、取引所を運営する香港交易所(388/HK)が8月31日に、上海と香港の両株式市場の相互取引開放に向けた両地の取引所、証券会社による1回目の共同テストが順調に終了したと発表したことが相場を下支えしている。
大型株が動意薄のなかで、決算動向に注目した個別材料株の動きが目立つ。中間業績の好調で買われた銘柄では、大幅増益となった医療用検査用品(腫瘍マーカー)大手の銘源医療発展(233/HK)が39.3%高と急伸。約2年7カ月ぶりの高値水準に達した。このほかにも、増益決算となった山東省を拠点とする華電国際電力(1071/HK)が2.8%高、インフラ建設の中国中鉄(390/HK)が2.7%高、豚肉加工世界最大手の万洲国際(288/HK)が1.6%で引けている。
業績悪化の銘柄群はさえない。中間業績の8割減益が失望売りを呼び、果汁飲料メーカー中国最大手の中国匯源果汁集団(1886/HK)は9.6%安と急落した。7割減益に低迷した建機大手の中聯重科(1157/HK)も1.4%安、3割減益を公表した発電設備メーカーの東方電気(1072/HK)も1.1%安と値を下げている。
マカオのカジノ関連株も安い。カジノ収入の落ち込みを嫌気し、銀河娯楽集団(27/HK)が2.9%、金沙中国(1928/HK)が2.3%ずつ値を下げた。澳門博彩監察協調局(マカオ特別行政区ゲーミング監察協調局)は1日、今年8月の域内カジノ売上高について、前年同期比6.1%減の288億7600万パタカ(=香港ドル、約3882億円)に落ち込んだと発表している。マイナス成長は3カ月連続となった。《KO》
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