内閣改造を控えて底堅い展開に/東京株オープニングコメント

2014年9月1日 08:02

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記事提供元:フィスコ


*08:04JST 内閣改造を控えて底堅い展開に
 1日の東京市場は底堅い相場展開になりそうだ。8月29日の米国市場は、予想を上回るシカゴ景気指数などが材料視されて上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の15445円だった。また、円相場は再び1ドル104円台に乗せてきており、日経平均は先週の調整に対するリバウンドが期待される。結果的には25日線が支持線として機能することになり、5日線辺りを意識した反発か。

 ただし、1日の米国市場はレイバーデーの祝日のため休場となり、海外勢による資金流入は限られる。週末には米雇用統計を控えていることもあり、週を通じて商いは膨らみづらいと考えられる。それ故に、3日に発表される内閣改造によって、アベノミクス第2幕への期待感が高まるかが注目されるところであろう。

 テーマ株など足元で急伸する銘柄が目立つ。やや質は悪そうだが、それでも現時点での需給状況は良好である。日経平均がこう着のなかでも、個人主体による政策テーマ物色が投資家の先高期待を後退させない。また、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用方針見直しが9月中に発表されるため、大きく売り込む流れにはなりづらいとみられる。

 足元ではマザーズ指数、ジャスダック平均、東証2部指数の強い値動きをみせている。TOPIXなどの株価指数の平均を超えるリターンを目指す伝統的アクティブ運用から、スマートベータ運用を増やしてくる動きも期待される。GPIF改革はJPX日経400構成銘柄のみならず、中小型株への先高期待につながるだろう。《TN》

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