日本株見通し:様子見姿勢の状況が長引く、政策期待は徐々に高まる

2014年8月20日 08:11

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記事提供元:フィスコ


*08:14JST 日本株見通し:様子見姿勢の状況が長引く、政策期待は徐々に高まる

20日の東京市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。19日のNY市場は、7月住宅着工件数が予想を上回ったほか、26日にロシアとウクライナが首脳会談を行う見通しとなったことが好感された。ダウ平均は80.85ドル高の16919.59、ナスダックは19.20ポイント高の4527.51。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の15500円。円相場は1ドル102円90銭辺りと、やや円安に振れて推移している。

米株高や円安を受けて、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から東京市場も買いが先行することになりそうだ。とは言え、日経平均は8月5日以来の15500円を回復してくることになろうが、買い一巡後は昨日同様、こう着感が強まりやすいと考えられる。

基本的には21日から開催されるカンザスシティー連銀経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)でのイエレンFRB議長の発言などを見極めたいとする様子見ムードが強い。また、ロシアのプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領、それにEUの代表らが26日に会談することになったことから、停戦に向けた動きへの期待が高まる半面、26日の結果をみるまでは、強気にもなりづらいところであろう。

結局は様子見姿勢の状況が伸びる格好であり、薄商いの中をインデックスに絡んだ商いによって方向性が決まりそうである。もっとも、国内については今秋の臨時国会を前に政策期待が徐々に高まっている状況である。JR東日本<9020>は羽田空港と都心を結ぶ新駅構想を正式に発表している。首都インフラ整備等の再開発、カジノ構想も意識されるなか、政策関連の材料株などに短期筋の資金が集中しやすいとみておきたい。《TN》

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