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需給悪化懸念が台頭/東京株オープニングコメント
記事提供元:フィスコ
*07:54JST 需給悪化懸念が台頭
7日の東京市場は不安定な相場展開になりそうだ。6日の米国市場では、直近に売られていた金融などに買い戻しの動きが広がり、NYダウ、ナスダックともに上昇した。しかし、地政学リスクの高まりを受けて戻りは鈍く、シカゴ日経225先物清算値については、大阪比60円安の15080円と15100円を下回っている。また、為替市場では円相場が1ドル102円15銭辺りと円高に振れていることも嫌気されそうである。
日経平均は前日までの調整で支持線として意識される一目均衡表の雲上限まで下げており、いったんはリバウンドが意識されるところであった。しかし、シカゴ先物にサヤ寄せすることによってこれを割り込む可能性があり、調整ムードが一段と高まりそうである。13週線が15060円辺りに位置しており、ここでは踏ん張りをみせたいところであろう。
とはいえ、ソフトバンク<9984>がトレンドを悪化させているほか、ミクシィ<2121>など中小型の主力銘柄にも本格的な調整ムードが高まっており、目先的な需給悪化懸念が台頭してきている。個別では決算評価の流れはみられているが、相場全体のリバウンド機運は高まりづらいだろう。お盆休みが意識されるなか、中核的な銘柄やテーマなどが出てこないと、夏枯れ相場の見方にもつながりそうである。
また、7、8日には日本銀行が政策委員会・金融政策決定会合を開く。現状維持は想定内ながら、ここにきての弱いトレンドにより、改めて売り仕掛けの材料にもなりやすい。そのほか、本日はJPX日経400構成銘柄の銘柄入れ替えが発表される予定である年金資金流入や高ROE銘柄への関心が集まる展開に期待したいところだ。《TN》
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