日経平均は3日続伸、好決算銘柄を中心に見直し買い優勢

*15:19JST 日経平均は3日続伸、好決算銘柄を中心に見直し買い優勢
日経平均は3日続伸。為替市場における円安進行など、外部環境の落ち着きを支援材料に堅調な展開となった。とりわけ、日産自<7201>やキーエンス<6861>など、好決算銘柄に見直しの動きが強まった。

大引けの日経平均は前日比88.67円高の15618.07円となった。東証1部の売買高は16億8103万株、売買代金は1兆5819億円だった。業種別では、倉庫・運輸や鉱業、情報・通信、不動産、小売、医薬品、機械などが堅調。一方、石油・石炭やその他金融、銀行、パルプ・紙、保険などが軟調だった。

個別では、4-6月期決算が市場予想を上回った日産自のほか、好業績観測が伝わった村田製<6981>などが買い優勢となった。また、ファーストリテ<9983>やソフトバンク<9984>など、日経平均寄与度の大きい銘柄が堅調。一方、ホンダ<7267>やマツダ<7261>などが軟調。その他、りそなＨＤ<8308>やＴＤＫ<6762>などの下落が目立った。《OY》