岡山大、iPS細胞から複数種類のがん幹細胞を作り出せることを発見

2014年7月10日 15:33

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今回のがん幹細胞が形成した悪性脂肪肉腫の顕微鏡写真。がんを見やすくするために特殊な染色法によって色を付けている(岡山大学の発表資料より)

今回のがん幹細胞が形成した悪性脂肪肉腫の顕微鏡写真。がんを見やすくするために特殊な染色法によって色を付けている(岡山大学の発表資料より)[写真拡大]

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 岡山大学の妹尾昌治教授らによる研究グループは、がん細胞が分泌する小胞にiPS細胞をがん幹細胞へ誘導する物質が含まれることを発見し、iPS細胞から複数種類のがん幹細胞を作り出せることを明らかにした。

 本研究グループは、2年前にiPS細胞からがん幹細胞を作成出来ることを発見した。今回の研究では、がん細胞の培養液中に存在する小胞に、iPS細胞をがん幹細胞へ誘導する物質が含まれることを発見した。これは培養液中の成分を制御することで、複数種類のがん幹細胞を作り出せることを示している。

 今回の発見によって、あらかじめ多種多様ながん幹細胞を作成し、がん患者が同様の細胞を持っているか判定するという新しい診断アプローチが可能になると期待されている。

 なお、この内容は国際科学雑誌「Journal of Cancer」に掲載された。

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