ソフトバンクを睨みながら中小型株での好循環物色に/東京株オープニングコメント

2014年6月5日 07:50

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:50JST ソフトバンクを睨みながら中小型株での好循環物色に
 5日の東京市場は堅調な展開が期待される。4日の米国市場は、地区連銀経済報告(ベージュブック)で経済が拡大したとの認識が示され、緩やかに上昇する展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の15165円となり、これにサヤ寄せする格好でのギャップ・アップから始まることになろう。

 また、足元でリバウンド基調が強まっているソフトバンク<9984>は、傘下の米携帯電話3位のスプリントが同4位のTモバイルUSと合併で合意したと、米ダウ・ジョーンズ通信が関係筋の話として報じているもよう。指数インパクトが大きいだけに、日経平均をけん引する格好になりそうだ。

 一方、日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好となることで、4月3日の戻り高値15164.39円を捉えることになる。短期的な過熱感が警戒されるなか、戻り高値を捉えることによって、目先的な達成感が意識されやすいだろう。また、米ADP雇用報告は予想を下回っており、週末に控えている米雇用統計の結果を見極めたいとするムードも強そうである。そのため、買い一巡後は高値圏での膠着といった展開が想定される。

 物色の流れとしてはソフトバンク<9984>の動向を睨みながら、個人主体による中小型株物色が想定される。4日のミクシィ<2121>は上げ一服ながらも、他の銘柄に資金が流入する格好で好循環物色の流れとなっている。出遅れ感の強い銘柄のほか、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)への思惑から高ROE銘柄への関心も日々高まることになろう。《TN》

関連記事