関連記事
日本株見通し:GPIFの日本株組み入れ比率の大幅引き上げ検討発言を好感も
*07:54JST 日本株見通し:GPIFの日本株組み入れ比率の大幅引き上げ検討発言を好感も
3日の東京市場は堅調な展開が期待される。2日の米国市場では、ISM製造業景況指数の2度の修正に振らされた感はあるが、NYダウ、S&P500指数ともに最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の15050円と、節目の15000円を回復している。これにサヤ寄せする格好から、日経平均は4月4日以来、約2ヶ月ぶりに15000円を回復することになりそうだ。
2日の日経平均は年金資金と見られる買いのほか、ショートカバーの動きが強まったことにより、300円を超える大幅な上昇だった。節目の15000円回復ともなれば、目先の達成感からいったんは利益確定の売りなども出やすいと考えられる。4月7日に空けたマド(14985-15000円辺り)埋めも完了する。
一方で、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の米沢委員長は、129兆円の資産運用の見直しについて「政府から要請があれば、8月に発表する可能性もある」と述べたと報じられている。また、現在12%としている日本株の基本比率は、「20%というのも高すぎるハードルではないかもしれない」とし、大幅な引き上げを検討する意向を示している。
この報道を受けてインデックスに絡んだ資金が流入しやすいと考えられ、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>など値がさ株が日経平均を押し上げてくる可能性がある。また、足元で需給改善が意識されている個人投資家についても、年金資金の流入期待が物色意欲を高めさせよう。
政府の成長戦略への期待感も高まることから、高ROE銘柄やこれまで売り込まれていた銘柄への見直しの動きが強まりやすいだろう。日経平均の15000円で達成感が強まる局面においての、押し目買い意欲は高そうだ。《TN》
スポンサードリンク

