個人主体による出遅れ銘柄への見直し/東京株オープニングコメント

2014年5月27日 08:55

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記事提供元:フィスコ


*08:55JST 個人主体による出遅れ銘柄への見直し
 27日の東京市場は、引き続き戻りを試す展開が意識されそうだ。ただし、26日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場だったこともあり、大きなトレンドは出難いだろう。26日の日経平均は3営業日続伸とはなったが、売買代金は1.5兆円程度にとどまっていた。ギャップ・アップで始まった後は高値圏でのこう着が続いた銘柄が多く、本日も同様の手掛けづらさがありそうだ。

 一方、個人主体による売買が活発だったのが新興市場を中心とした中小型株であり、いわゆるモメンタム株と言われている銘柄群である。ミクシィ<2121>は長い上ひげを残しているが、陽線を形成。また、代表格であるソフトバンク<9984>もマド埋め水準での攻防ではあるが、こちらも陽線だった。個人のセンチメントが改善傾向にあるなか、出遅れ感のあるSNSやバイオ関連などへの見直しが強まる可能性はありそうだ。

 ウクライナ大統領選は通過材料になりそうであり、タイ政情不安、中国・ベトナムの動向など地政学リスクについてのネガティブな反応は今のところなさそうだが、やはり米国の動向を見極めたいところであろう。為替相場も1ドル102円手前での小康状態であり、手掛かり材料にはなりづらい。中小型株の短期的な値幅取りを中心に循環物色が続くことに。《TN》

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