【株式評論家の視点】『技術立社』のリンテックは独創的市場牽引型製品創出で好業績、好利回り

2014年5月20日 09:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  粘着素材、粘着関連機器、特殊紙、剥離紙・剥離フィルムなどの開発・製造・販売を手がける、リンテック <7966> は、5月19日(金)13円安の1825円と3営業日続落している。週足一目均衡表の先行スパン2、月足でもサポートラインの9カ月移動平均線に接近し、値ごろ感が出てきており、中長期的な視点で押し目は注目されよう。

  『技術立社』を標榜する同社は、「粘着応用技術」「表面改質技術」「システム化技術」「特殊紙・剥離材製造技術」という四つの基盤技術を高次元で融合することによって、顧客のニーズにこたえる数多くの独創的市場牽引型製品を生み出しているが、半導体関連粘着テープや積層セラミックコンデンサー製造用コートフィルム、液晶ディスプレイ関連粘着製品が、スマートフォンやタブレット向けに需要拡大が続き、今2015年3月期業績予想は、売上高2100億円(前期比3.3%増)、営業利益160億円(同16.2%増)、経常利益155億円(同17.7%増)、純利益105億円(同23.5%増)と2ケタ増益が続く見通し。年間配当は44円(同2円増)を予定している。

  3月19日に新中期経営計画「LIP-2016」発表済み。新中計では、「攻めの経営と間断なきイノベーションで成長軌道を取り戻す」という基本方針を掲げ、国内事業の持続的な成長を図りつつ、今後も経済発展が見込まれる国や地域での事業規模の拡大、次世代を担う革新的新製品の創出、事業戦略をスピーディーに実現するためのM&Aの推進など、各重点テーマについて積極果敢に取り組み、最終年度の17年3月期売上高2400億円、営業利益200億円を目指すとしており、中長期的な成長が続く見通し。株価は、2月4日の年初来の安値1747円から3月11日に年初来の高値2070円と買われた後、調整は続いているが、安値に接近し、今期予想PER13倍台と割安感があり、配当利回り2.4%と利回り妙味もソコソコある水準となっている。ここから下押す場面は買い妙味が膨らもう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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