指値が薄い状況であり上下に振れやすい面も/日経225・本日の想定レンジ

2014年5月20日 07:52

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記事提供元:フィスコ


*07:52JST 指値が薄い状況であり上下に振れやすい面も
[本日の想定レンジ]
 19日のNY市場は上昇。アジアや欧州株式相場が下落した流れを受け売りが先行したが、その後、ハイテクや小型株を買い戻す動きが強まり緩やかに上昇する展開となった。ダウ平均は20.55ドル高の16511.86、ナスダックは35.23ポイント高の4125.81。シカゴ日経225先物清算値は大証比95円高の14125円。

 一先ずシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行の展開になりそうである。円相場も1ドル101円割れが警戒されていたが、現在は101円半ばでの推移であり、落ち着きをみせそうだ。また、前日の下げで一時14000円を割り込み、いったんはボトム意識にもつながりそうである。
 もっとも、あくまでも心理的な支持線であり、需給的にはボトム形成は期待しづらいところ。リバウンド一巡後は戻り売りを意識。基本はこう着であるが、指値が薄い状況であり上下に振れやすい面もある。ボリンジャーバンドではバンドが拡大しつつあり、-1σを上回っておきたいところ。13900-14200円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 14200円−下限 13900円《TM》

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