(中国)国内銀行の不良債権比率は1-3月期に1.04%、3年ぶり高水準

2014年5月16日 09:44

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記事提供元:フィスコ


*09:44JST (中国)国内銀行の不良債権比率は1-3月期に1.04%、3年ぶり高水準
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が15日発表した四半期ごとの統計によると、国内商業銀行の不良債権比率は今年3月末時点で1.04%だった。前年末の1.00%から小幅ながらも悪化し、3年ぶりの高水準となった。複数メディアが伝えた。

不良債権残高は6461億元(約10兆6600億円)で、前年末から541億元増加した。銀監会では、不良債権は増加しているものの、不良債権比率は依然として低い水準にあると強調。銀行のリスク抵抗力は強いとしている。《NT》

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