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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは反発の動き、収益改善を評価
フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ <7501> (JQS)の株価は、1月の戻り高値圏から反落して水準を切り下げたが、足元ではボックスレンジ下限から反発の動きを強めている。収益改善や0.2倍近辺の低PBRを評価して出直り局面だろう。
フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開し、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。20年東京夏季五輪開催に向けて登山・アウトドア・スポーツ関連の需要盛り上がりが追い風となる。
今期(14年11月期)の業績(非連結)見通し(1月17日公表)は売上高が前期比1.2%増の28億90百万円、営業利益が42百万円の黒字(前期は11百万円の赤字)、経常利益が43百万円の黒字(同2百万円の赤字)、純利益が28百万円の黒字(同16百万円の赤字)としている。
前期苦戦したフィッシング事業のルアー(擬似餌)用品も新製品投入効果が期待され、在庫品の処分販売も一巡して営業損益が改善する見込みだ。第1四半期(12月~2月)は、前年同期比12.8%増収(フィッシング事業が同15.8%増収、アウトドア事業が同11.3%増収)となり、営業赤字が縮小して収益改善基調を鮮明にしている。フィッシング事業は各地の記録的な降雪の影響を受けたが、新製品の早期投入や迅速な営業活動などの施策も奏功したようだ。通期ベースでも収益改善が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、大勢としては540円~610円近辺のボックス展開で、1月の戻り高値圏600円近辺から反落後は水準を切り下げた。ただし4月10日の直近安値553円から徐々に下値を切り上げて反発の動きを強めている。5月2日には565円まで戻す場面があった。収益改善を評価してレンジ下限から出直る動きのようだ。
5月2日の終値560円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円95銭で算出)は56倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.2%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS2358円41銭で算出)は0.2倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線突破の動きを強めている。ボックスレンジ下限から反発して出直り局面だろう。低PBRも支援材料だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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