【木村隆のマーケット&銘柄観察】スター精密は今期増額含み、1株利益100円台が視野に入る

2014年4月28日 13:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 スター精密<7718>(東1)は4月10日に好決算を発表した。前2014年2月期は営業利益26億円(前々期比65%増)と、大幅増益を達成。さらに今2015年2月期も営業利益47億円(前期比80%増)へ、連続大幅増益の見通しを明らかにしている。

 それを好感して、株価は4月9日の1135円をボトムに、4月22日には1347円と、今年の戻り高値に買い進まれた。しかし、そこで買い一巡感が台頭、以後は調整場面に移行している。

 フォスター電機に事業譲渡した小型音響部品の減収分を補って今期の売上げは465億円と、前期比7%増を見込んでいる。主なけん引役は工作機械で、前期比50億円の増収、15億円の営業増益を見込む。連結決算では、今期の第1四半期に計上される海外販社の1-3月期の売上げは前年同期比3割弱の増、受注も好調で足元では生産が追い付かない状況という。1-3月期の受注はリーマンショック後の最高を記録した。一部に消費増税の影響が指摘されているが、企業の投資を促進する設備投資減税の方が影響度は大きく、今期も堅調な需要が期待される状況だ。

 なお、為替の前提は1ドル=100円、1ユーロ=135円。為替についてはユーロの方が影響度は大きく、会社側の見通しは保守的に映る。なお、2017年2月期を最終年度とする中期経営計画を推進しているが、目標値は、売上げが530億円(前期435億円)、営業利益が75億円(同26億円)。その時点で1株利益は100円台乗せが想定されている。本格評価の動きはまだ途上に過ぎない。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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