【編集長の視点】東京個別は続落も新3教室開校で連続2ケタ増益業績と増配に再評価余地

2014年4月21日 10:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  東京個別指導学院 <4745> は、9円安の372円と2営業日続落して始まっている。年初来安値から高値まで上昇幅の3分の1押し水準で目先の利益を確定する売り物が先行しているが、今年4月9日に発表した今年6月の新教室3校の開校と同時発表の今2015年2月期の連続2ケタ増益業績と増配には再評価余地があり、なお下値に下げ過ぎ訂正買いが再燃する展開も想定される。3教室開校は、中期経営計画で想定している今期計画7校を早期に達成する積極策であり、このため中期計画の最終年度で創業30周年と当たる来2016年2月期の営業利益が過去最高となることも、合わせて見直されよう。

■6月開校の新教室3校で今期計画の7校を早期達成し業績支援

  同社の今期の新規教室の開校は、中期経営計画で7教室が計画され、期末教室数は215教室と中期計画がスタートした2012年2月期と比較して18教室の増加となる。この今期計画に対して、すでに期初早々の3月に3教室を開校し、6月上旬には浅草教室(東京都台東区)、豊洲教室(東京都江東区)、6月中旬には横浜西口教室(横浜市神奈川区)を開校予定であり、生徒数も、前期の2万663名から2万2800名、教室平均生徒数も同114名から118名とそれぞれ増加を見込んでいることから、今期業績の連続2ケタ増益を大きくサポートする。

  中期計画では、最終年度の来期には期末教室数をさらに219教室、生徒数を2万4500名以上、教室平均生徒数125名以上と計画しており、新規開校と並行して実施している既存教室のリニューアル、優秀な講師の積極採用、WEBやTVコマーシャルを活用したマーケティング改革などが加わり、営業利益目標を23億円以上と設定、決算期変更前の2007年5月期の過去最高(23億4400万円)の更新を見込んでいる。

  足元の今2015年2月期業績も、売り上げ157億7200万円(前期比10%増)、営業利益16億200万円(同25%増)、経常利益16億500万円(同25%増)、純利益9億1000万円(同23%増)と予想、配当も、8円(前期実績6円)へ増配を予定している。

■下方かい離の25日移動平均線をクリアし上昇トレンド回帰

  株価は、昨年末以来、25日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げ、3月の3教室新規開校をテコに年初来高値471円まで買い進まれたが、今期の2ケタ続伸業績・増配発表も全般調整相場の波及で356円まで下ぶれ、リバウンドを窺っている。なお25日線とは10%のマイナスかい離と下げ過ぎを示唆しており、下値買いから上昇トレンドへの回帰を鮮明化しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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